第16回も、郡山の「自家焙煎喫茶WEEKEND」から。店主の小川大介さんの後編です。お店で開いているさまざまな会と、これからやりたいことを聞きました。
収録日は、ちょうどアーティストのSHOKO KITAMOTOさんの展示期間中。会場に残っていた北本さんにも急きょ参加してもらいました。東京の財団で出会ったふたりが、郡山で偶然再会した話も。
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この回の話題
| 時間 | 話題 |
|---|---|
| 00:11 | WEEKENDで開いている会 |
| 01:07 | 超初心者向けのワイン会 |
| 02:03 | 「初めましての漢方」 |
| 03:53 | 読書会のメンバーは100人以上 |
| 04:48 | 偶然の出会いから始まる企画 |
| 05:51 | SHOKO KITAMOTOさんが飛び入り参加 |
| 06:50 | 財団の奨学生と職員として出会った |
| 08:00 | 郡山で、開店初日に再会 |
| 10:57 | 松本悠以さんとも、WEEKENDで出会った |
| 11:54 | 版画から、カラフルなポップな作風へ |
| 17:11 | 小川さんがこれからやりたいこと |
| 19:06 | 秋のイベント予定 |
| 22:08 | WEEKENDの営業 |
初心者でも参加できる会
WEEKENDでは、月1回の読書会のほか、読書会と同じくらい長く続けているのが、2か月に1回の超初心者向けワイン講座「初めてのワイン」。ワインバーで知り合った、ソムリエの資格を持つ大阪のマナー講師の先生が、わざわざ郡山まで来てくれているそうです。
今年からは、県北の漢方薬局の若い薬剤師さんを招いた「初めましての漢方」も2か月に1回。10〜15人で2時間ほど座学をして、そのあと別の料理人さんの食事を楽しむ。漢方の会なのでみんな健康に気をつかっているのか、お酒はあまり出ないのだとか。
どの会も、「ワインにちょっと興味がある」「健康になれるならいいよね」くらいの気持ちで参加できるように、ハードルを低くしているのが共通点。読書会はLINEグループに100人以上のメンバーがいて、興味がある人は誰でも参加できるそうです。講師との出会いも、ワインバーでの会話のような偶然から。小川さんが「長くいていただいて、半日ちょっとやりませんか」と声をかけた、いわばナンパから始まったそうです。
財団での出会いと、郡山での再会
ここで、展示中だったアーティストのSHOKO KITAMOTOさんが登場。10月3日から17日までの2週間、WEEKENDで作品を展示していました。
ふたりの出会いは、WEEKENDができるずっと前。東京の美術大学で版画を学んでいた北本さんは、クリエイター向けの給付型奨学金の奨学生でした。小川さんは当時IT業界にいて、ゲーム会社の創業者がクリエイター支援のために立ち上げた財団の事務局で、立ち上げから働いていたそう。毎年5000人ほどの応募がある奨学金で、北本さんは2期生。小川さんが職員として関わっていたのです。
開店初日に、偶然の再会
2年ほど前、北本さんはパートナーの仕事の都合で郡山へ。大阪生まれ、北海道育ちで、大学からはずっと東京。福島には知り合いがいませんでした。ちょうどそのころ、Instagramで小川さんが郡山にいることを知り、何も連絡せずにお店を訪ねたら、なんとWEEKENDの開店初日。「なんでいるの?」という再会だったそうです。
それからWEEKENDでコーヒーを飲むうちに、いろんな人とつながっていった北本さん。松本悠以さんとも、開店日のカウンターで出会ったそう。アーティストのやむさんと3人で展示をすることもあり、狩猟おじさんが北本さんを知ったのも、須賀川での3人の展示がきっかけでした。
版画から、カラフルな作風へ
大学時代は版画を学んでいた北本さん。もともと昔のアニメや漫画が好きだったけれど、在学中は教授の講評もあり、コミックアートのような作風に踏み出す勇気がなかったそう。卒業後、絵本創作研究会で描いたアニメタッチの絵を見た知人に背中を押され、今のようなポップでカラフルな作風に。版画は工程が多い割に、手間に見合わない面もあったとか。小川さんが学生時代に買った、モノクロの版画作品と見比べると、その変化に驚きます。今後の展示の予定は、北本さんのInstagramでチェックしてみてください。
お店の外に、学びの場を
小川さんがこれからやりたいのは、お店にこだわらず、外に飛び出してコンテンツを企画していくこと。WEEKENDの数軒隣には新しく本屋さんがオープンするそうで、店主は東京で長くデザインの仕事をしてきた方。雑誌の編集やカメラワーク、デザインの話を、クリエイティブに興味のある若い人たちに届ける連続講座を、その本屋さんを学び舎にして開きたいと考えています。
収録時点では、北本さんの展示のあとに本屋さんを招いたブックフェア、福島市のマルシェや、たくさんの人が集まるコーヒーイベントへの出店も控えていました。自分が企画や主催をするものを中心にしつつ、面白そうなところにはちょっと参加していく。イベントには、国見町での2周年に登場した大きな青いメガネのオブジェも持っていくそうです。
WEEKENDの営業
収録時点の営業は、木曜定休で、10時から18時。金曜日だけは昼ごろから夜まで、食事も楽しめる営業を試験的に続けているそう。小川さんがイベントに出ている間は、個性的な人たちにお店を任せる「B面営業」をすることも。最新の情報は、WEEKENDのInstagramで確認してみてください。
印象に残った一言
ワインに興味があるぐらいで来れるし、漢方もちょっとよくわかんないけど健康になれるならいいよね、ぐらいのスタートで関われる。
前後の回
出演者
- 狩猟おじさん:狩猟・作家・話師。福島で半自給自足の暮らしを送る。Instagram / note
- 沢田隆志:移動販売の珈琲店「GALATA COFFEE」を夫婦で営む。生まれてからずっと食べ物はお店で買ってきた都市育ち
- 小川大介:郡山市の「自家焙煎喫茶WEEKEND」店主(ゲスト)
- SHOKO KITAMOTO:アーティスト。版画やペインティング、デジタルアートを手がける(ゲスト)
番組と出演者の詳しい紹介は、GALATAの番組ページへ。
